事例紹介
 
H29 年度 業務効率化・省力化に向けた企業のIoT化推進事業

低付加価値労働(移動・運搬)を高付加価値化するための IoT システム導入

ライオンパワー(株)(小松市)
業種 電器機械器具製造業 住所 小松市 従業員数 109名 代表者 代表取締役 高瀬 敬士朗

申請時の課題

  • 製造工程において、モノや人の移動の回数・距離は正確に把握できておらず、無駄な動きが多いと想定される。
  • また、倉庫からの出庫にあたり出庫時間の管理等が行われておらず、製品のトレースが弱い

取り組み内容

  • 人の移動を把握するため、作業者の名札にRFIDタグをつけ、通路に設置した読み取り機によって、人の動きを見える化する。
  • また、倉庫からの在庫搬出に関し、RFIDタグを付けたカートも活用して、出庫記録を自動で行う

取り組みの効果と今後の取り組み

(1) 取り組みの効果

 クリーンルームの入退室のムダが判明したため、レイアウトを変更し、20 分/日の省力化 を図った。

(2) 今後の取り組み目標

 収集した人の移動データを分析し、ムダがないか洗い出すとともに、見える化による従業員の意識変化による効果も検証予定。

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