事例紹介
 
H29 年度 業務効率化・省力化に向けた企業のIoT化推進事業

生産管理システムにおける配台変更作業の自動化

丸井織物(株)(中能登町)
業種 合繊織物等製造業 住所 中能登町 従業員数 300名 代表者 代表取締役 宮本 徹

申請時の課題

  • 人手不足が深刻化しており、早急に業務を効率化する必要がある。
  • これまで860台の設備(織機)の稼働状況について、事務所等で監視できる見える化を行ってきたが、生産上のトラブル等が発生した場合には、目視で状況確認を行い、生産計画を修正している。
  • 手入力での修正のため、担当者に負担がかかり生産ロスも発生している。

取り組み内容

  • 設備に取り付けたセンサーで収集した稼働実績データと、生産管理システムで策定済の生産計画に、トラブル等の理由でズレが生じた場合、自動で計画を修正し生産ロスを防ぎ、生産効率化にも繋がるプログラムを組み込み省力化する。

取り組みの効果と今後の取り組み

(1) 取り組みの効果

 生産計画とのズレを見える化し、自動で修正できる範囲を拡大することで、生産計画の修正に要する時間を1か月当たり 24 時間短縮

(2) 今後の取り組み目標

 人が判断している部分のAI活用を含め、生産計画策定の完全自動化に向けて改善していく。

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